弘前第一養護学校・弘前実業高等学校藤崎校舎    取材日:2015年11月24日  取材者:総務課 山田 奈緒美

「やっぱり手作りは格別!~みんなの力で出来たりんごジュース~」

本日の取材は・・・ 「りんごに関する交流及び共同学習」 です。

 この交流及び共同学習は、弘前第一養護学校が2008年度より、県の特産品のりんごについて学習するとともに、同年代との交流を目的として弘前実業高校藤崎校舎と行っています。
 
 記者である私は、まず弘前第一養護学校へと向かいます。
 当日はあいにくの雨・・・。だけど先生方、生徒は温かく迎えてくれました。
 廊下ですれ違うたび、「おはようございます。」と礼儀正しく挨拶してくれます。久々の取材ということもあり、緊張気味だった私は生徒の笑顔で癒されました。職員室に入り、温かいミルクティー。ますます緊張がほぐれ、リラックスタイム突入~ 
いやいや、いけません!仕事しなければっ!!

 今回の取材でいろいろ教えてくださった教頭先生、とても優しい方で話しやすかったです。私の記事の材料にといろいろと調べては教えてくれます。ありがとうございました。

 今回の取材は冒頭でも紹介しました、「りんごに関する交流及び共同学習」。地元で育てられているりんごに着目し、様々な活動を行っているとのこと。ふむふむ・・・確かに校長先生の名刺は りんごを使っており、生徒お手製だとのこと。校舎に入って30分程ですが、先程の廊下での挨拶、職員室の雰囲気、生徒が作った名刺を校長先生が使う、温かみのある学校です。

 話がかなり長くなってしまいましたが、本題である交流及び共同学習についてお話します!!
 当日はバスで、弘前実業高校藤崎校舎へと向かいます。到着すると、校長先生が、傘を差しながら皆を待っていてくれました。バスから生徒が降りてくると、とても素敵な笑顔で出迎えてくれます。「今日は私もとても楽しみにしていたんだよ。」

 バスから降り、藤崎校舎「りんご工房」へ。 
 日本で唯一「りんご課」のある学校ということもあり、工房内には大型のミキサー、鍋が並んでいます。
 靴を履き替え、作業服に着替えます。準備ができたら、「今日のりんごジュース作り楽しみにしてきました。わからないことだらけですが、ご指導よろしくお願いします。」と元気に挨拶。

 次に藤崎校舎の先生より、手順の説明があり、早速作業開始!

用意されていたりんごは大きな箱4つ、約80ℓ分です。このりんごも弘前第一養護学校生徒が丹精込めて作りました。
 摘果作業は2年生、収穫は3年生、そして今回のジュース作りは1年生。3年間を通しジュースができるまでの工程を全て体験することができます。

では、早速ジュース作りへと入ります!
 ミキサーにりんごを投入。りんごを入れるたび、すごい勢いで絞られていきます。最初は恐る恐る作業する生徒。しかし、りんごの甘い香りが工房に広がっていくにつれ、楽しくなってきたみたいです。「楽しいー!」あまりの楽しさに入れ続けてしまう生徒、順番待ちの中には早くやりたくてうずうずしている生徒もいます。
白エプロン・・・弘前第一養護学校の生徒
青エプロン・・・弘前実業高校藤崎校舎の生徒

 たくさんのりんごはあっという間になくなり、次は加熱殺菌へ。
 鍋に入れられた果汁。鍋から発せられる熱により室温が上がる中、作業しています。
 この待ち時間を利用して、ジュース瓶を入れる箱を作っていきます。藤崎校舎女子生徒2名が作り方を説明。作ってもらう箱は沢山あります。さて、加熱殺菌中に終わるのでしょうか・・・

しかし、ご心配無用。生徒はテキパキと箱を完成させていきます。あまりの速さに藤崎校舎女子生徒もびっくり。早く箱ちょうだいの催促に配るのに必死。「ちょ、ちょっと待って~」「早いよ~」弘前第一養護学校生徒も誰が一番多く作れるか競っているようです。

あっという間に全ての箱完成!
 ジュースの加熱殺菌も終わりました。次は瓶詰めです。1ℓ瓶80本が用意されています。
 瓶にジュースを入れていくたび、あたり一面が白い湯気で覆われます。あ、あつそう・・・

ジュースを入れた瓶に王冠をはめて、オリジナルラベルを貼れば完成。王冠は機械で勢いよくはめていきます。キュポンッ!大きな音と勢いで私もびっくり。

ここで出来たてほやほやのりんごジュースの試飲会です。
 出来たてほやほやだから温かいりんごジュース。
「飲んだことある人―?」の問いに手を上げたのは
1~2名程。

しかし、温かいりんごジュースは大好評。
お替わりをする生徒がいるほど!!
 えっ!そんなにおいしいの??そう思いながらぼぉーとしていると、「よかったらどうぞ」かわいい声。藤崎校舎女子生徒が持ってきてくれました。や、やさしい~
と思いつつ、よだれ垂れてなかったよな?と心配してしまった私(笑)出来たてほやほやジュースはとってもおいしかったです。飲ませてくれてありがとぉー!心の底から感謝が込み上げます。

最後に藤崎校舎へ感謝の言葉とお手紙が渡されます。そして、出来上がったジュースは1人1本お土産として持ち帰ります。自分達で作ったジュースを家族にも飲ませることが出来るなんて素敵。

私にもまだまだ小さいですが、子どもがいます。近い将来、学校の話とか楽しそうに語る日が来るんだなーと、想像してしまいました。

今回のように取材で学校を回らせてもらい、生徒たちの笑顔に会うたびに、やはり学校っていいなと実感します。生徒の笑顔を作っている学校環境、その環境を作っている先生方、素敵です!!教師を目指していた私にとって、生徒の笑顔に会うことは何よりの楽しみです。

次はどこの生徒の笑顔に会えるかな?
楽しみに日々の仕事を頑張ります。