青森県立野辺地高等学校    取材日:2016年4月20日  取材者:藤田制覇、小野真実

伝える 受け継ぐ「集団行動」-仲間の絆、深める一歩ー

 春の温かさを感じる4月中旬、緑囲まれた自然あふれる東北町の小川原湖青年の家にやってきました。
 取材先である青森県立野辺地高等学校スポーツ科学コースは2000年4月に新設されました。文武両道の方針の下、次世代リーダー育成を行っています。

そんなスポーツ科学コースの2・3年生がこの日、小川原湖青年の家で「集団行動」を行うということで、「集団行動」を初めて生で観る我々は、どんなことをするのだろう?と期待でいっぱい!

到着すると3年生による熱血指導の真っ最中。

昨年、先輩から受け継いだ伝統の「集団行動」を、次は自分たちが後輩へ受け継ぐということで、3年生に気合が入ります。

整列!

集合用意~

集合っ!!

写真では伝わりにくいのですが、この一連の流れをわずかな時間で行うため、生徒たちはきびきびと動いています。

足並みの揃った行進は、
一つの足音となって
体育館中に響き渡ります!

「集団行動」の見せ場の一つである「交差」
         最初は生徒同士がぶつかってしまったが、
                      繰り返し練習する中でスムーズに!

先生へのインタビューでは、
「『集団行動』を通じて、自分たちが社会という大きな集団の一員であることを自覚し、その輪から外れてしまわぬように仲間意識を持って行動してほしい。」と生徒への思いを語ってくれました。
「集団行動」は、皆で一丸となり取り組んだという達成感だけではなく、その後の生活にも影響を与えるものだと感じました。

迫力に圧倒された午前が終わり、午後からは「よさこい・よっちょれ」の練習が行われるとの
こと・・・
                 「よっちょれってなんだ!?」

事前にいただいていた資料にも「よっちょれ」という言葉があり、取材前からそれが何なのか
気になっていた我々は午後の取材に突入。    

まずはよさこいの代表ともいえる、
ソーラン節から!!2年生の前で3年生がお手本として踊ります。
さすが先輩、動きがキレッキレです。
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「間違えてもいいから自信持って踊って!」
と後輩に声をかけている姿がとても印象に残っており、指導し見守る表情からは
高校生とは思えない大人を感じました。 

馴染みのあるソーラン節のメロディーが止まると、初めて聞く曲に変わり、よっっちょれが始まったこと気付きます。
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よっちょれはソーラン節と同じく踊りでした。
ソーラン節よりも軽快で、跳ねたり回ったりと、生徒たちは汗をかきながら踊っています。

 2年生と3年生の合同演武。練習では自信がなさそうだった2年生は3年生に負けじと大きな掛け声で懸命に踊っていました。また、3年生の真剣な表情からは11月に行われる実技発表会での披露に向けて、完成度を高めるぞという熱い気持ちを感じました。
 合同でよさこい・よっちょれを合わせた後に、3年生が見守る前で発表することに。
双方の真剣な表情はもはや先輩・後輩ではなく、師匠と弟子のようでした。

 集団行動・よさこい・よっちょれ、どれも息を合わせるまでにとても苦労が必要ですが、ピタリと全員の動きがあった時の感動や達成感は大きなものだと思います。生徒の皆さんには、全員で一つの目標に向かって頑張った思い出を大切にしてもらうと共に、一致団結から学んだことを今後の就職や進学に活かして欲しいと、自分自身の高校時代を懐かしみながら帰路につく記者でありました。
 最後に、取材に協力してくれた、野辺地高等学校スポーツ科学科コースの皆さん・先生方、貴重な合同練習の時間に取材をさせていただいきありがとうございました。実技発表会の成功を心から応援しています!!